牛乳が大量消費できる! 「蘇(そ)」
新型コロナウィルスによる小・中学校の休校により
「牛乳」が余ってしまうとの噂から、
ネット上で“牛乳を大量消費”できるレシピが
話題になっています。
蘇(そ)って?
古くから作られてきた乳製品の一種で
作り方は“牛乳を煮詰めて固めたもの”なんですって。
たっぷりの牛乳を使って長時間煮詰める作業は
手間がかかることから、皇族や貴族など限られた
人々しか口に出来なかったようなので
高級菓子といったところなんでしょうか。
もともとは、薬として食されていたようです。
■ 材料
・牛乳 2L
時間を短縮するため、今回はテフロン加工された
フライパンを使用しました。
■ 作り方
1. フライパンに牛乳を注ぎ、中火で牛乳が
沸騰するまで温めます。
最初はしゃばしゃばですが、次第にフライパンのふちに
もろもろとした膜のようなものがこびりついてきます。
これらを削ぐようにしながら、ひたすら混ぜていきます。
まだまだ混ぜる!
色が淡い黄色に変化。
ねっとり、とろみも増してきます。
1時間半以上混ぜたところです。
油断してたら少し焦げてしまいました^^;
ひとつにまとまったら、粗熱をとり、
ラップで包んで冷蔵庫で3時間ほど冷やします。
お好みのサイズに切り分けたら完成!
まずはそのまま一口。
乳のコクが強く、ほのかな甘みが
ふわんっとします。
砂糖を入れていないのに。。
牛乳だけでもこんなに甘くなるものなんだ~
まぜる作業だけで2時間半から3時間ほど
かかりました。
トースターで焼くと
できたての食感にもどります。
多めの塩をまぶして食べると、
優しい甘みと塩気が合わさって
まるでコクのあるチーズのような味わいに
変化しました。お酒のつまみに良さそう!
ひたすら混ぜ続けることで作れるので
暇ときに作ってみてね。